シンプルに考えるお勉強 「犬を家庭内の群れの最下位に置くことがその群れの安寧につながる」のか!?

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2017年は
ハズバンダリートレーニング

という言葉が犬の世界で爆発的に広がった年でしょうか。

やがて静かになった・・・^^;;;

お手入れや日常的な犬との関わり合いで

犬が噛む、咬む

というのはズバリ言ってしまうと犬が悪いわけではない、でしょう。

「そのやり方が嫌だ」
と言っているわけですから。
今の時代、家庭内での人間と犬との関わり合いの中での咬みの問題が多いわけで
放し飼いの犬が人を襲うとか、それはしつけトレーニングで考えることではなかったりしますよね。

家庭内の人との関わり合いの中で
人が強引だったり性急だったり下手だったり
だから犬が「いやです」と自己表現しているのであって
正すべきは犬ではなく、行う側の手技、そして日常の関係性でしょう。

そこを見直すよりも
犬が人を下にしているから犬を下にする
と言われた方が楽な人が多い現状があります。
酷いやり方は嫌だけどちょっと酷い方法なら自分でもできる
と、
無意識にそういう人が少なくないです。

拾い食いでリードショックは嫌だけど、抱っこしてしまうのならできる。
みたいな感じもそうです。
抱っこは犬にとっては不愉快な対処法だと思います。
最悪手が嫌いになります。

というような、日常的なあれこれを学ぶ場所と言うのがなかなかなくて、
犬の森と言う場はマニアックに犬との関係性をお話し続けています。

では過去記事を再投稿します。

2017年6月29日の投稿

「犬はあなたをこう見ている」P122

犬はあなたをこう見ている: 最新の動物行動学でわかる犬の心理 (河出文庫)

犬はあなたをこう見ている: 最新の動物行動学でわかる犬の心理 (河出文庫)

*ランキング説を信条とするしつけ10か条についてもう一度考えてみましょう

1:飼い主(群れの最上位)が食事を終るまでは、犬に餌を与えてはいけない

2:飼い主(群れの最上位)がドアをくぐる前に、犬を家(巣穴)から出してはいけない

3:犬をソファやベッドに乗せてはいけない(一番居心地の良い場所で休めるのは群れの最上位だけ)

4:犬に階段を上らせてはいけない、または階段の上から飼い主を見降ろさせてはいけない

5:犬に飼い主の目を見つめさせてはいけない

6:犬を抱きしめたり優しく撫でたりしてはいけない

7:何らかのしつけをする以外、犬と触れ合ってはいけない

8:仕事や買い物から帰ったとき、犬に「ただいま」のあいさつをしてはいけない

9:朝一番に犬に「おはよう」のあいさつをしてはいけない。犬の方から飼い主に挨拶をするべき

10:遊び終わったとき犬におもちゃを持たせたままにしてはいけない。犬は勝ったと思ってしまう。

攻撃性のお話をする時登場する引用です。

犬を家庭内の群れの最下位に置くことがその群れの安寧につながる、という理論。

支配性理論とかパック理論とかアルファ論、ドミナンス理論と言われているものです。

それが間違いかどうかなんてどうでもよいのでは?という意見もありますが、私的にはどうでもよくなくて、まずそこを犬に当てはめることをやめませんか?

ということをお伝えしています。

なぜなら?

しつけの十か条には、一つずつ見れば、好ましくない行動を強化させないために必要である対処が言葉を変えて存在していますが、多くの方が冷静に声を出して読み返すと、笑えませんかね?

実際笑える内容を教わって家庭内で

「いいこにしなくちゃ」

と黙々頑張る方が少なくありません。結果この理論からすれば、人がリーダーになり切れていないから問題が出たり悪化する。だからより力のあるリーダーでなければこの犬は殺処分を免れない、と言われちゃってるんですよね。

いやいや・・・そんなばかな。

もっとシンプルに考えると誰でも楽に、問題行動をこじらせることがなくなります。

シンプルに考える方法。今週末大阪で8月には東京で、10月には福島と札幌で。

青木先生によるセミナーが開催されますのでそこでヒントを得て次の学びにつなげていただきたいです。

このシンプルに考えることが身についていないうちに、色々なトレーニング法をジプシーするとややこしい考え方が出来上がりますね。そこに支配性理論が微妙に絡んで

不安な犬をさらに不安に陥れているのかなと思います。

リーダーにならなくてもシンプルな考え方で正しく導ければそれで十分ではないでしょうかね。

家庭内で子供を咬むのです、という場合も、まずは親としてどう介入するかですね。

自分も環境の一部ですから、自分だけを棚に上げることはできないです。

耳障りかもしれませんが大事なことだと思います。

 

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