「犬に聞く」と言うことはどういうことか考えてみました 2017年6月12日過去記事 小田原発「犬の森」

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子供だましではない骨太の犬情報をお届けします。
犬ってこんなにすごいんだ!
犬らしく暮らすということはダメなことではなく犬へのギフトになるんだな、
そんな気づきを持って軌道修正している飼い主さんたちは、短い時間で犬とのコミュニケーション能力がアップしています。

小田原発犬の森
もっともっと浸透していきますように。

「犬に聞く」=「犬のボディランゲ―ジを読む」

目の前の犬に聞きます。自分の行動を変化させたら目の前の犬はどう変わるか?それを見ることが「犬に聞く」ということですかね。
犬のボディランゲージを読み自分の行動を変える、そして犬はどう変化するのか?
ひっくるめて「犬に聞く」とすると、しつけトレーニングでボタンの掛け違いは起きないのではないかと思います。

どうやって「聞く」?環境を整えるまで

チャーリードッグスクールに集う犬さんはおやつを見てもクレクレしない犬になっていきます。
だから最初くれくれ大騒ぎする犬さんの飼い主さんが参加されると戸惑います。自分の犬があまりにも激しいので^^;;;
「うちの子はおやつがあると興奮するから恥ずかしくて連れて行けません」
とおやつ場を避けたがり、家では人間の食事もかき込むように食べ、またはクレートや別室に犬を待機させるとか・・・。方向性がどうかな?と思う取り組みで興奮がどうしてもおさまらない、とお聞きします。
どうしてかな~?と考えるところからのスタートですね。

2年前・・・お散歩トレーニング、まだいろいろなところで開催していました。
おやつを巡ってガウガウしたりガウガウされたりというケースが頻繁に起きていましたね・・・。
他の飼い主さんが自分の犬におやつをあげているところに、私の犬がおやつ欲しくてまたはその飼い主さんのところに行きたくて行ってしまえば・・・。相手の犬は迷惑。
「どうしてくるの?」
とガウガウ言うのはその犬の気質や行動レパートリーから仕方がないことで、ガウガウ言わないようにトレーニングすることは必要ではないと思います。
人が気をつけて行かせないようにすればいいです。
それは環境を整えるということでもあります。

無視ではなく

また、過去の投稿を受けて今日書いた
「くれくれ激しい時はその行動に対して無反応を返し、落ち着いたら反応を返す、という基本通り。
「無視するんですか!?」
ってなってしまう飼い主さん、もっと落ち着いて犬の表情や行動を読む練習をしてみましょう。
落ち着かないのは犬ではなく、人の方だったりしませんか?」
について・・・。

「観察してます!私は。」
となる飼い主さんは少なくないですが、じゃあ、犬の耳は今どうなってましたか?
ということに答えられる方はいません。
見ていないからです。
無視しましょうと言うと、そっぽ向いたり違う部屋に行ってしまって、犬が見えない状態になります。それでは今だね!という時に正解の合図が送れないじゃないですか?

たとえば、過去投稿にも出てきますが、人の食事中犬がワンワン吠えたりテーブルに足をかけたり。
犬だから仕方がないというのは、まあ論外で^^;;;何とかしてあげた方が犬のためです。
かきこむようにして急いで食べるというのは、全然無反応になっていなくて、犬が吠えたら「飼い主が慌てて食べて結果食べ物にありつける」という強化子が登場していますよね?
吠えが酷くなりますね( ̄▽ ̄)
というように行動の原理を当てはめてまずは自分の行動を改善して行きます。
すると結構うまく行きます。
答は目の前の犬がくれますのでね、観察してください。じっと、自分は行動せずに観察してください。
何頭犬を迎えても、犬のことをどれだけ勉強しても、目の前の犬に対して自分は一年生ですから、目の前の犬に教わる姿勢が良いと思います。
「他所の子はこんなふうじゃない」
と人の家の犬を先生にしない。
「前の犬はこんな事しなかった」
と前の犬を先生にしない。
目の前の犬に聞きます。自分の行動を変化させたら目の前の犬はどう変わるか?それを見ることが「犬に聞く」ということですかね。

そして犬に優しいとは?まで考える

さて、ドッグフレンドリープログラム。
犬を迎えたばかりの方には、なんか絵空事のような感じで、または犬を腫れ物を扱うような感じに傾きやすかったりになりそうで・・・。
いろんな意味で聞けない状態であるのかもしれません。
優しくしてたら何もできない。
自分のやってることが優しいかどうかわからない。

って・・・。

そういう時、どうすればいいのかというと、やはり
「犬に聞く」んですね。

犬に聞くというのは犬の行動が好ましいものになっているかどうかを見るということと、嫌だのサイン、が出ていないかどうか気をつける。
嫌だのサインのキャッチ法というのは、サインを受け取るということで受け取るためには気がつかなくてはならないです。

ところが多くの方にとって自分の犬は自分のもので、犬の犬としての存在を尊重できていません。
犬らしく犬として認めていないですよね。
だから人間は昔から犬を自分の好みに合わせて繁殖したり調教したり・・・。
犬としてとてもかわいそうな形になって苦しんでいる、ことも多いです。
チワワの水頭症などもその例として挙げても良いですね。
アップルヘッドが可愛くて、頭が大きくて体が小さい方が可愛いからそのように過度に繁殖を続けていけば、骨に良い影響を与えないのです。
犬を飼うなら犬を学ぶ、それが当然の世の中になると良いなあと思います。

以前、攻撃性のフォックス先生の表情の変化図を載せましたが、自分の犬のニュートラルを知ることは大切です。
怖がっているのであれば耳は寝ていますよね?
垂れ耳の犬は分かりにくいかもしれませんが、耳の間の距離の変化や耳の付け根の変化、身体の力の入り方重心のかけ方で理解できるはずです。

この子は怖がって吠えている、という場合でも、お母さんの
「いけない!」
という声が励ましの合図になって、後ろ足は引けているけど攻撃的な頭部になっているケース。
耳が前後に動いて混乱を示しているケース。
飼い主さん自身パニックになっていれば観察できていないから、
「うちの子は突進して吠える」
しかわからない、のです。
我々は犬と飼い主両方をひとまとめにしてみますから、お互いに働き合ってその状態、行動が強化されていることが分かります。
お互いをもっと知ると、何か違った解決策が見えてくるのかもしれませんね。

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