リードを長くすると犬が落ち着く、という実験結果がある
小田原お散歩トレーニング終了しました。
これで2月のお散歩トレーニングはすべて終了いたしました。
3月の予定はこちら

です。
お申込みよろしくお願いいたします。

参加にあたっては、3mリードをお勧めしています。
ロングリードというほどには長くはありませんが、通常皆さんが使用するリードよりかは
断然長~く感じます。
どこで購入できるか、ネットでの購入先
参考過去記事です。

3mリード(=リードを長くすると何が良いのか?)

エビデンスは?
と知りたくなりますよね。
犬の散歩は当たり前すぎて、「散歩」の犬に対する影響の研究はとても少ないそうです。

上記の中で引用されている研究についてはこちらです。↓
61匹の犬をそれぞれ5分間3回歩行させ、その脈拍を記録しました。
1回の散歩は、1.5mのリードを使用し、1回は、5mのリードを使用し、残りの1回はオフリード。
(各犬の散歩の順序はランダムでした。)
研究の犬は、品種、年齢の繫殖状態、サイズ、ライフスタイルは様々だということです。
最も興味深い結果はリードの長さが匂い嗅ぎの時間に影響を与えるということ
という結果が出ていても、この日本では

匂いかぎさせない方が良い散歩
という考え方の方が多いので、
リードを長くすると犬の匂い嗅ぎが増える
という結果はありがたくない、のかもしれませんね。

でもね、匂い嗅ぎをすると脈拍数が下がるそうです。
=犬が落ち着く、リラックスする
ということになりますね?健康に良いということ。
シェイクオフ(ブルブルと身体を振る)ボディランゲージも脈拍を下げる
シェイクオフというボディランゲージは状況にもよりますがいろいろな負荷がかかった状況で
気分転換を図るための行動だと言われています。

心拍数が下がるということでその意義が理解できますね。この行動による脈拍の低下は
リードのあるなし、長短関係なく起きるということです。
研究からはリードをつけない状態が一番犬には好ましいということが分かりますが
それはまず日常の散歩では不可能なので、じゃあ長めのリードを使おう、という結論に達するのは間違いではない、はずです。
まだまだ母数が少ないし、こういう研究に興味を抱く犬飼いも少ないですが、これからもっとたくさんの犬で研究が行われることを希望しています。
と同時に、日本の犬たちの「散歩の価値」をもっと理解して、散歩を豊かな時間にしてあげたいですね。
おまけ

犬は鼻で見る

とても興味深い動画です!
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