犬の世界の環境エンリッチメント

犬との暮らし
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以前参加したエンリッチメント系のセミナーの中で

「犬と動物園動物とどちらがかわいそうですかねぇ?」

っていう質問をされていたのが今でもずっと頭の中に鎮座してます。

 

犬はかわいそう?

象の飼育員さんの本です。
多くの飼育員さん動物園や水族館関係の方の愛読書だということです。
コンパニオンアニマルと言われる動物たちに向き合う時にも役に立つ内容だなぁって思います。

 

犬はかわいそうなのか?
私自身いつもそれを考え続けていますが、飼い主さんの多くがそれを考え続けることが
犬たちのためになると思います。

もちろん、個々の飼育状況にもよりますよね、なので一概には言えませんが
理想とする飼育法、その動物種に対する理想
は、犬の方が遅れているのかも?しれません。

犬という種に対する理解が遅れていると思うからです。

動物目線が大事

動物園のエンリッチメントのひとつとして
「その種以外の糞をそっと置いてみる」
というお話をしてくれました。
草食獣の中に肉食獣の糞を置くとか、ですね。
反対もある。
「かわいそうと思うかもしれませんが」
っていう言葉を発せられたときに、私はあるエピソードを思い出しました。

 

「猫に外の鳥を見せるのは気の毒、ストレス」

かもしれないと悩まれているかたがいたのです。

ひょっとしたらその悩みに同感される方も多いのかもしれません。

でも、それは擬人化なんですよね。
その種の目線に立てていない。
猫だって毎回狩りに成功するわけではなく・・・。
鳥を見つけることで捕食行動のスイッチが入り、気持ちが高ぶる。
これは生活の質を上げます。おもちゃを生きているように見せるのはそれと同じ目的ですよね?

ここが、人が可愛がっているというのと、犬が犬らしく生きているのとイコールではない
と言うことの肝的なところなのかなと思います。

ガウガウ遊びで気分が高揚して。
でも人は慌てて止めたりしますよね。
止めることがトレーニングや訓練だったり?
犬として当然のことを止めることがしつけだったり?
しかも体罰もありに傾いたり?
おやつで本能に勝とうと頑張るのは犬的にどうなんだろう?

犬飼いには犬飼いの悩み多し

犬は人間の暮らしに密着しているので、動物園動物たちには知り得ない苦悩があったりします。
飼育員さんにもそのあたりの犬や飼い主の悩みは知り得なかったりすると思います。

じゃあ、学びをやめない我々がその苦悩を代弁するしかないよね?
という所かな、と思います。

cover1

これ座学用のテキストで、そこからアドバイザーコース向けに編集したのです。
この中の、動物福祉の項はまだまだまだ手におえない2014年頃でしたが、
ようやくそこに手を加えられる時が来たなー、という感じですね。

環境エンリッチメント

環境園エンリッチメントについてとてもよくまとめていただいてます記事を。

記事を書かれた冨澤先生には遺伝のセミナーをお願いしたこともあります。

勉強になりますよ。

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