お散歩の匂い嗅ぎ エンリッチメントとしての散歩で犬の欲求を満たし問題行動を減らそう

散歩にまつわるいろいろ(悩み、エンリッチメント)
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犬の嗅覚を最大限に生かす、最後に残る感覚を鍛錬するための匂い嗅ぎ

 

匂いの散歩・・・。犬は匂いを辿り匂いを楽しみ、その特別な嗅覚で私たちが感じることのできない世界を作り上げているのだろうな。

と犬について考えられると、今までとは違った犬を見る目が持てると思います。

犬についての学びは終わりがないほど興味深くて。

まさに自然への案内人(犬)

犬はどのように鼻で「見る」のか

お勧めの動画、ぜひ♪どうぞ。

How do dogs "see" with their noses? - Alexandra Horowitz
You may have heard the expression that dogs ‘see with their noses.’ But these creature’s amazing nasal architecture actually reveals a whole world beyond what...

『匂い嗅ぎをさせるとマーキングにつながるからダメ』 って聞いたことはありませんか?

いろいろな意味で↑の意味が分からないのです。


こういう言葉が普通にしつけの世界に入り込んで、
ひょっとしたら疑いを抱かない人の方が多いかもしれない、
または疑いながらもさせ続けている人が多いのかもしれませんが、
あまりにも人間目線な言葉が当然のように存在することにがっかりします。

上記の言葉…結局大切なことは

してはいけない場所にマーキングさせないことですから

不適切な場所での排泄コントロールをする、

だけで良いはずですもんね。

 

アレクサンドラ・ホロウィッツ「犬から見た世界」

 

アレクサンドラ・ホロウィッツはその著書「犬から見た世界」の中で 犬から見た世界―その目で耳で鼻で感じていること 匂いの散歩、歩かない散歩^^; にまで言及しています。

そのくらい犬目線で散歩を楽しめれば、もっともっと犬との暮らしは豊かになる、

私もそう思います。

 

犬目線とは?

犬目線って簡単に言うけど、じゃあ「犬の目線」について理解しているでしょうか?
イヌの行動学の部分ですね。

言葉をムードで捉えないように細かく立ち止まり、犬たちのように念入りに調べてみること大切だよね、と。これも犬に教わったこと。

 

人間社会の複雑で忙しい様相の中で、五感重視の生き方を取り戻したいなと。若いころには気づけなかった東洋医学、鍼灸の奥深さに改めて脱帽しているところです。

今年の目標はそこにあるから。

匂い嗅ぎの奥深さ 科学的な研究結果

Dog Walks, Sniffing, Shaking and Pulse Rate
Though walks with dogs are completely commonplace, there have been remarkably few research studies on how these excursions affect our dogs. Almost any study in ...

キーワードはバランス

「バランス」がキーワードです。

感情もバランスを整えるためにどうしたらいいのかな?
という感じで取り組むと必ず糸口見つかると思います。

匂い嗅ぎ・・・。

いったい何の匂いを嗅ぎたいのか?と考えたことはありますか?
そう、見ていると、同族=犬の排泄物の匂い嗅ぎを熱望しています。
マーキング・・・
排泄物に上書きするとき、

叱られずに穏やかに暮らしている犬は、穏やかな犬の排泄物を好み
その上に、
SNSで「いいね」を押すように排泄でお返事している
と、妄想を膨らましています。

時々、匂いを嗅いで飛びのいたり、茫然とよだれを垂らしたり、そういう匂いの排泄物があります。
好戦的にマーキングを繰り返している?様子に見えるマーキングをする犬を見ていると
排泄する犬も、マーキングする犬も、どこかストレスフルに見えます。

マーキングひとつでもそこまで考えることができます。なかなかに変態的にマニアックですが。

自分の大丈夫というお守りのために自分の納得する方法を選択したい

どんなしつけ方法でも犬が年を重ね丸くなって問題がなくなって・・・。そういう犬が多いので 「何もそんなに必死に取り組まなくても」 っていう人がいるのも確かです。

でも・・・。取り組み最中の方は、自分の「大丈夫」というお守りのために自分の納得する方法を選択してとりくみ「たい」わけです。

最終的に自分がこの子にこれだけのことができた、ごめんねがより少ないように。

それが欲しいのですね。甲斐、というものです。それぞれのね。

だから人の取り組みについてあまり口出しは良くないというのが本音です。 ただし、困ってSOSを発信されたらそれを見逃さずに寄り添えばそれで良い。と思います。

 

たとえば犬の吠え

すれ違いの時、対犬に向かって唸り吠えをする犬がいるとします。 毎回毎回そうなので、飼い主さんは何がその行動をさせるのか?何が強化させるのか?考えます。吠えた後に犬が去る。だからますます吠えると。学習理論からもそう考えると思いますが、犬の吠えは人間の会話でもあるのでことはそう単純なものではない、と思います。

例えば相手の犬が前かがみでこちらに一直線に来るかも?またはその経験が過去にあった犬は 「こっちに来るな」 と唸り吠えます。

その時飼い主が「NO」といったり叱ったり、NOの意味のカットオフシグナルを出したら? 犬は 「ママは何にも分ってない」 と思うでしょう。

いろいろな対処法が考えられますが、向かってこられるのが嫌なので、では相手を何とかできるか?できないわけですから、 自分が距離を取ればいいのです。

なるべくリードを張らずに(リードのフラストレーションでますます交感神経が優位になり攻撃的になります)犬を相手から遠ざけられるように。自分の犬にカーミングシグナルを出す選択を教えて行きます。

カーミングシグナル(犬語)やボディランゲージを知って犬の気持ちを理解する 
犬のカーミングシグナル カーミングシグナル カーミングシグナルは「Calming=落ち着かせる/Signal=信号」 という文字の通り、自分や相手(人間も含まれる)に対して「落ち着いて」の意味を持つ しぐさだと言われています。 ...

後は・・・。 犬に興味がある犬が行かせてもらえないフラストレーションからの唸り吠えも最初の原因としては多いです。

 

まあまあで行けばまず大丈夫。相当ひどい方法でなければ

 

だから吠えの対処は難しいですね。 実験室の様にはいかないですから。また犬はみんな年を取って丸くなるので、どんな取り組みでも^^;良い結果に結び付きますよね。相当ひどい方法でなければ。この方法が「きいた」というのは限定できないと思います。

限定できるとすると、日常には生かせませんから(環境の設定できないです。相手がいるから)実践にはあまり役に立たなかったりしますね。

 

犬同士すれ違う時地面の匂いを嗅ぐ

様子を見たことがある方はいますか?

匂いかぎが普通のこととしてお散歩の中に定着していると、
自然に犬同士すれ違いの時に地面にマズルを近づけて頭を下げるボディランゲージをします。

こうやってお互いに与えるストレスを加減しているのです。

人にはよくわからない匂い、状況への対処というものがたくさんあるので
あまり人間仕様に犬を変えようと思わず、まずは犬を見る目を白紙に戻して
あなたの犬、でもあなたの先生、くらいの目で見つめてみたらどうでしょうね?

深呼吸して犬と手をつなぐように散歩できると良いですね♪

 

 

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