社会化(食べ物を使う意味)

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社会化とは
ある個体が発達・成熟とともに所属する環境条件化において適切な認知的、情動的、社会的行動を学習していく過程をいう。
どの動物種においても社会化は種特異的に社会に適応するうえで必須である。多くの7哺乳類では
遊び行動中に性行動、攻撃行動に似た行動を介して、成長後に必要な社会的なやり取りを学習していく。特にイヌなどの伴侶動物においては、ヒト社会への社会化が重視されている。イヌでは通常生後3~12週齢が社会化期とされ、その間に今後受けるとされる刺激を体験させる必要がある。
この時期での社会化が不足すると成長後、新奇刺激に対して過度な恐怖反応や攻撃などの問題行動を示す。ただし、適切な社会化は社会化期における学習のみによるものではない。社会化期に母や同腹仔との十分な接触があるか、さらにそれ以前にも適切な教育を受けているかどうかがストレス応答性の正常な発達に関与していることが実験動物において示されている。つまり社会性を身につけるための素地はそれ以前の生育環境によって作られると考えるべきであろう。

行動生物学辞典よりp224
種としての特異的な適応、ということ。
犬は犬の成長過程を持つ、ということ。
飼い主のあずかり知らぬところで行われるべき社会化の不足の責任は
繁殖の現場がもっともっと顧みなければならないということ。
今現在いる、命の、社会化不足とそれを補うための努力のために飼い主は日々頑張るということ。
その頑張りを支えるための、
正しい方法について模索すること。
いろいろなことを私自身学びつづけることに終わりはないと思っています。

行動生物学辞典 行動生物学辞典
(2013/11/22)
上田 恵介、 他

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ムツゴロウさんの本の中でも特に好きな一冊。
なかなか手に入れることが難しい一冊でしょうかね。
犬の社会化期。前期についてのお話の中で、
母犬との過ごし方、そして父親、世話係の登場について書かれているのがp165
くらいからですね。
あきる野でのティーチインで咬み犬についての講義がありまして、それを収録してある本です。

犬はどこから…そしてここへ 犬はどこから…そしてここへ
(2007/01)
畑 正憲

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実際に生で講義を聞けて今となっては本当に良かった、ちょっと無理して行ったんですけど、
行ってよかったなと思ってます。
なぜ咬むようになるか。
おやつの弊害についても書いてあります。
おやつジャンキーっていう言われ方をするものがどうして生まれるのかは、これだ、と私が思っている記述は
p173ですね。
あるTV番組の話で・・・
私もそれ見ていましたので知っているんですけど、
TVチャンピオンでしたね。
黒ラブのお宅にトレーナーが行き、飛びついて困るその犬に
くるっと背を向けて、お座りさせておやつ、を。繰り返すその方法について、ムツゴロウさんは
「それこそ咬み犬を作る」
と。
エサではぐらかすやり方がよくないと。
飛びついたことにフィードバックを返すことがコミュニケーションの一歩、だと思うんですね。それを仰っています。
洋服や手を咬む、その時におやつでマグネットして咬むのをやめさせる、というのはNGですということなんです。
分かりますか?
私はそういうやってほしくない行動に対して
「違う」
と。口をこじ開けて^^;違うと厳しく言います。
叱らないということで、おやつではぐらかすことではないということ。
インターセプトで理解できるまで、という方法が時にかわいそうになってしまう方に、はぐらかして
そして延々犬に咬まれる方が多いです。
そういう犬との体当り的な接し方は、興奮をさせないとかストレスをかけないとか
「もの」を悪者扱いにしているうちはできない、見えない、ことだと思います。
犬は生命力あふれる動物ですよね?人間もそう、動物はみんなそう。
たっぷり遊んで、使われる神経を増やす。使われれば同時に抑制が育ちます。
母犬と兄弟犬と遊べなかった犬たちが多く、教育されずに人間社会にやってきた犬が多く。
そういう犬たちに必要なのは
早すぎるしつけではありません。
早すぎるしつけとは?
これこれこうしたらご褒美、というおやつを使った最近のパピートレーニングも同じです。
そこを経ている犬で、おやつを過度に要求する犬には、咬みやすい犬が多いと思います。
食べ物ではぐらかされる、身体と体でぶつかってこなかった犬が食べ物を目にすると興奮する。
それは、食べ物を介するべきでない時期に、食べ物ではぐらかした結果ではないかなと思うのですね。
興奮や食べ物が悪いわけではない。
その時期必要なものを必要な形で提供できなかったことが、よくない結果に結びついているのだと思うんです。
社会化は一生涯可能であると私は思います。ただし、
上記の食べ物ではぐらかす方法ではないのです。はぐらかすというのは?
欲求をはぐらかすということ。
欲求は欲求で叶える、でもかなえられない欲求については「違う」とフィードバックを返す。
食べ物は、
古典的な対提示で使用することを重視する。
ご褒美は言葉やあなたという存在にできるように、という取り組みですね。
ここはなかなか説明しにくいところかもしれません。繁殖の現場にも踏み込む話になってきます。=正しい母犬や兄弟犬との関わり合いが不可欠だから。
大変だからこそ、協力して伝え続けましょうね!

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