「吠えなくていい」という要求を犬に伝える

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ピンポンや、物音に対して
二通りの吠え方があると私は考えるのですが。
ちゃんと警戒してお知らせしている吠えと
吠えが伝わらなかったり吠えを天罰などで矯正されてほぼ常同的に吠える吠え(行き過ぎるとパニック吠えになります)
キャパ以上のもので叱られるとパニック吠えに移行しやすいです。
どちらにも、まずは
犬の前に立って(インターセプトして)吠えることを許可しない、を伝えます。
犬の吠え声と、私たちの声がかぶらないために、どうするか。
犬にとって落ち着ける私たちの行動はあるのか?
をちょっと考えてみましょう。

「静かに~」で吠えやむように組み立てます。なぜ、「静かに~」なのか?
それはいつでもどこでも、恥ずかしがらずに使える指示語だからです。
ちなみに私は
「静かに~」と「うるさいよ~」の両方を使ってます。^^;
低い声で感情を抑えて。
ただ注意したいのは
犬が吠えている時には伝わらないので(興奮しているから)
吠えている時に声をかけない方が良い、と思っています。
なので、トレーニング法としては、吠えている最中のショックはNGであるとお伝えしています。
吠えている興奮に負けない刺激を与える=それ相応の強いショックが必要
だからです。
ショックというのには首輪によるもの、音によるもの、びっくりさせるもののことですね。
怖いと思わせられれば良いわけです。
でも、犬によっては怖いと思うと余計に吠える個体もいるわけです。
そういう犬はパニック吠えに発展させやすいのでしょうね。
それ以外に、ショックの弊害は転位咬みを出させてしまう恐れがあるわけですね。
吠えを直していたのにさらに厄介な咬みが出る、というパターン。
なかなか飼い主さんもお困りのケースが多いです。触れなくなっちゃいますもんね。
クリッカーを鳴らすタイミングを思い出しましょう。タンタンマークね。
いつ鳴らそうか、今か今かと待ち構えるでしょう?
その調子で吠えている犬の前に立って観察するとその時が見えてくるし
犬も気になって吠えやむものです。
ワンの「ワ」の時ではダメなのね。ワンの後にクリック。
クリックされれば「?」となる。すかさずクリック。
吠えないでいられる時間が長くなります。
飼い主さんが前に立ってもすり抜ける、というのは
「飼い主さんが邪魔だ」
と思っているのでしょう。これは支配性でも何でもなく
犬が
「まさか飼い主さんが今の状況で、吠えてはいけないと思っているはずがない」
と考えているからでしょう。単純に
「どいてよ~」
の感覚なのでしょうね。
ママが怖いからいうことを聞く、という関係を求めるのか
犬が効聞きたい言葉を持つ、という関係を目指すのかで取り組み方は変わってくるのでしょう。
そのことはちょっと頭に入れておいていただきたいのです。
いろいろな方とどうも話がかみ合わない時に、
この二つの違いの溝は大きいと思いますので。

こういうことです。
怖いと思うと従う犬もいれば、怖いから過剰に防衛に走る犬もいるということです。
過剰に防衛する犬は、とっても接し方が難しくなってきますので
普通に叱る=NOを伝えるということが困難なのです。
困難な方がたくさんいらっしゃっていまして、その方たちにどうすれば犬の心を開かせるか
をお話しているわけですね。
犬の「吠える」という行動は
私たちが話す、身振り手振りで表現するのと同じ
感情表現であったり伝達であったりします。
そこをもう一度見直すことで、犬に「何を返してあげれば吠えをコントロールできるか」
吠えさせない、のではなくて
人がコントロールできるか、という事につながると思います。
吠えても君はいい子なんだけど
今はやめようね、
2~3回吠えたらもうおしまいね、
吠えてお知らせしてくれたんだ、でももうわかったから大丈夫
自分でも吠えている意味が分からないのね、落ち着こうよ・・・
など。
「NO」ではなく、やはりここでも一度肯定して、
犬の意識をこちらに持ってこさせるような取組をした方が
断然吠えから解放されると思うんですよね、犬も人も。

インターセプトされると犬は気持ちが落ち着くようです。
そうならない犬、人がそれを行ってもそうならない犬は毎日の人との生活で
人間が犬のことばを話すとは思っていない
対人間チャンネルが出来ていないからではないかなぁ、と思っています。
もともと犬が犬語を忘れているというより、私たちの無理解が故に
犬が私たちに語ることをあきらめている、からではないかなぁと
問題を抱えたペアーを見ているといつも感じます。
双方のチャンネル作りのお手伝いがトレーナーのお仕事なのではないでしょうか。
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