攻撃性の種類、犬の習性を知る(2)

この記事は約2分で読めます。

続きです。

攻撃性には2種類あります。

本能に組み込まれた攻撃性と、学習によって変化する攻撃性です。

本能に組み込まれた攻撃は、昨日お話ししました。
「殺しの行為」
です。
どんなに小さなチワワでも、本能として持っているのです。
おもちゃを咥えて、ぶるぶるしますよね?
ああして息の根を止めるのですね。(おお~~~っ)

もう少し言い方を変えると、
2種類の基本的な攻撃行動・・・「捕食性攻撃」と、「情動つまり感情による攻撃」
だ。捕食のための攻撃は食べるために獲物を追いかけて殺す攻撃で、
情動による攻撃はその他のすべてだ。(動物感覚 テンプル・グランディン著)

です。

殺すための攻撃は、脳の中で行動の連鎖が固定されています。
というのは、ある信号、誘発因子(急な動きですね)で誘発されます。
追いかけ、噛みつく。
でも・・・
犬によって猫や自動車や,鳩など、急に動くものに反応する犬と
無関心な犬がいますよね?
それはなぜかというと、
追いかけるための意思、動機づけには個体差があるからです。

また、何に対して追いかけてもよいか、
何を噛みついて振り回してもいいかは、
脳で固定されていない=学習で変化する=教え込むことができる
ということです。

本能として持っている、攻撃性を、
一切封印するのは不可能なので、(封印することはナンセンスなので)
脳に組み込まれた攻撃性を、誰に(何に)向かわせるべきかは
他の動物(犬は人間から)学ばなければならないのです。

野生の動物は、無暗に殺傷しませんね?
食べるものを狩るのです。そこには行動の抑制が働きます。
大人たちの行動から学ぶのですね。

犬も同じです。
母犬、兄弟犬、との触れ合いを経て、
人間社会にやってきて、何を追いかけて、何をかじって、食べるのかは
人間に教えてもらわなければなりません。
これが社会化の大切なことの一つです。
十分に慣らしておく、子供、老人、猫やその他これから出会うであろう
様々な動物に慣らす、餌ではないよ、追いかけるものではないよ
噛んではいけないよ、
と動きを制限させて(止めて)教え込まないといけません。

反対に言うと、教え込めば本能に駆られて
見境なく噛みつかないようになる、
特に致命傷を与えるような噛みに至らせない、
それが可能だということですね。
ただ・・・闘い、殺しを遺伝的に強められた犬たちは
本能(殺しのパターンが)がストレートに出やすく選択繁殖されています。
まずは・・・
犬をこうした道具に使わないことを肝に銘じないと話になりません。

情動の攻撃・学習で変化させられる攻撃について明日お話しします。

ああ~、毎日記事が長くてお疲れ様です。
ご自分の犬だけの問題ではありません。犬を飼っている人たちだけの問題でもないと思います。
犬への理解がゆがめられませんように。

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    毎日楽しみにしています。チャーリーママさん日々の更新大変なこともあるでしょうがよろしくお願いいたします。ワンコ飼ったことによって、結構いろいろな勉強をさせてもらっている気がします。今まで見えていなかったものが見えてきたというか・・・>教え込めば本能に駆られて見境なく噛みつかないようになる確かに・・・リッキー、三匹の様子を知らず知らずのうちに観察しているのか、チャーリー家の赤ちゃんにちゃんと微妙な距離をおいて接しています。教えていないのに・・・我が家だと腹立つことが多いのは、やはりわれわれに問題があるんだろうな~反省><

  2. チャーリーママ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。いつもありがとうございます。毎日の更新・・・そうですね、まあ、犬たちのお散歩のようなもの。楽しみでもあり、張り合いでもあり。出来るところまで頑張ります。犬は観察の名人、(名犬かぁ~・・・)だと思いますよ。誰にだったら甘えをぶつけてもいいかどうか、よ~く見てます。妙に聞き分けが良くなって、腹の立つのもなくなると・・・寂しいでしょ?ってことないか・・・?

  3. Pan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。昨日、獣医さんに耳の毛を抜いていただいた時に興奮してガウガウになってしまったことを書き込みました。「2,3日続けて掃除してあげてください」と言われましたので、今日もやろうと思ったのですが、昨日のようにガウガウになってしまってどうしても落ち着かせることができませんでした何度も脇に挟んで落ち着かせてから再チャレンジしたのですが、ダメでした。今まで耳掃除はあまり嫌がらずにやらせていたのですが…しかたなく、ブラッシングを代わりにして終了してしまいました。また耳を触るところから少しずつ慣らすという方法でやるしかないのでしょうか?今日もテンション低いです

  4. チャーリーママ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは。テンション低い?ですかぁ~。お耳はどうかしたんですか?じゅくじゅくしてるのですか?汚れているだけ?毛を抜いたのがよっぽど痛いか、驚いたかでしょう。緊急にお掃除しなくてはいけないのですか?そうでなければ、トラウマにしない方を選択した方がいいと思います。お耳の掃除はず~っとですからね。で、もし毛を抜くとかしたいときは、テンションあげて、おもちゃで遊んでいる時にどさくさにまぎれて、「ブチッ」みたいに・・・。一度ガウガウしてしまうと、次からもそうなりやすいので、出来るだけ気が逸れている時にやってしまうのがいいと思います。念のため、耳を触っておやつ。で終わり。という感じで徐々にお願いします。

  5. やまと より:

    SECRET: 0
    PASS:
    先ほどは、本能と煩悩のままに行動しているやまとの恥ずかしい姿。もう嫌。どうしましょうってちょん切るしかないでしょうが、アレルギーとか病気とか特別な理由がないかぎり、去勢避妊は必要ですねと思う今日このごろです。先ほどちらりとお話ししたオークション、ビッキーズオークションです。血圧が上がらない自信があれば覗いてください。

  6. やまと より:

    SECRET: 0
    PASS:
    すみません。ビッダーズでした。

  7. タルルママ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    私も毎日、楽しみに拝見してしています☆お散歩に行く前など、励みにさせてもらっています頑張ろうと思えます。いつもありがとうございます。タルルも、おもちゃをブンブンッ!!!振り回して遊ぶことがあります。私は、そのたびに、「おぉ~♪イヌだっ!!」と改めて思っちゃいます。ご相談メールを送らせて頂きましたm(__)mどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

  8. みーな より:

    SECRET: 0
    PASS:
    チャーリーママさん、こんばんは!引っ張りっこはアンディが我が家に来て外へ歩いて散歩が出来る前から、ロープでの引っ張りっこを部屋での遊びの一つとして毎日やっていました。引っ張りっこだけでなく、ロープを追いかけさせたり、ガウガウいいながらもアンディは夢中で遊んでいました。今は体も大きくなり…狭い部屋ではあまり遊べませんが…雨が続いて散歩に行かない時などの遊びを兼ねた運動としてロープ遊びをやっています。ある訓練士さんのHPに、ロープなどの引っ張りっこはしないほうがいい。何故ならば、本能を引き出してしまい興奮を抑えられなくなる。躾や訓練に支障が出てくるというような内容でした。私は、あらぁ(-_-;正に私はやってはマズイ事してしまってる?って思いましたが、アンディのトレーナーは引っ張りっこは否定しないし、アンディからロープを離して片付ければ、それ以上の要求や興奮が止まない訳でもなく、オンとオフがきちんと出来ているのであまり気にしないようにしました。ちなみに…縫いぐるみをアンディに渡したら、ブンブン振り回したり、目や鼻をくりぬいてボロボロにしてしまっていました。それ以来アンディには縫いぐるみを渡していません(^_^;)

  9. チャーリーママ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは。本能と煩悩・・・ちょんぎる!ですとっ!?まあ、去勢はおすすめですねぇ。特に教育係として活躍してもらいたいのに、煩悩と戦っていられては困りますからね。(笑)血圧は低いので心配ないですが、脳の血管がどうにかなりそうでしたよ。見ました。あれって・・・レンタルショップですよね、多分。なんか・・・嫌な感じです。

  10. チャーリーママ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは。メール拝見いたしました。先ほど返信しましたが、届きますかね?前は送れなかったんですよ。その時は、ブログのメールフォームからもう一度送りますね。お外でガンガン、自分を出せる場所を見つけられると、と~っても自信がつきますよ。お店でのタルル君は楽しそうでした。

  11. チャーリーママ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    みーなさん、こんばんは。そうなんですね。>ある訓練士さんのHPに、ロープなどの引っ張りっこはしないほうがいい。何故ならば、本能を引き出してしまい興奮を抑えられなくなる。躾や訓練に支障が出てくる。このように考えていらっしゃる方が多いのが現状ですね。正しくはそこで現れた本能の高まりと同じものを、訓練に出させるのが、トレーナーの仕事、または力量かなと思います。それが自信ですね。また、いろいろ情報を教えてくださいね。

  12. Pan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    チャーリーママさん おはようございます。パンの耳は、「少し汚れているので2,3日続けてお掃除してあげて」ということでしたので、あせらずに耳を触ることからもう一度始めます。獣医さんに、「お手入れをする場所、トリミング台に似たようなものがあればそこでいつもお手入れすると決めて、この場所に来たらお手入れの時間と理解させるようにするとよいですよ」とアドバイスをされました。そのようにして、ブラッシング(もう毛玉だらけで櫛が通りません)や体ふき、耳掃除などをしていました。終わると特別なおやつをあげて。でも、どうもおやつだけではその場所を好きになってくれそうにないのです。どんなふうに慣らしてゆけばよいでしょう?

  13. チャーリーママ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    おはようございます。ああ~、トリミング台に慣らしてそこではお手入れの時間だ・・・という考えですね。お行儀悪い系の私は、「どこでも、OK!まずはお手入れそのものに慣れること」をいつも心がけています。なので、おやつを手にして、「さあ、行こう~!」(何処へ?)でダ~ッっと走ります。ついてくるでしょ?その時手にはお手入れ道具も持っています。見せるだけでもかまいません。そのように繰り返していると、お手入れが待ち遠しい?(実際はお手入れまでの遊びが楽しい)ようになります。毛玉がたくさんあると、とかれるのも痛くてかわいそうなので、一度刈ってしまうといいです。(毛玉は、ハサミを縦にいれるとほぐれやすいですし。毛が伸びてくるタイプなら思い切って毛玉の根元から切ってしまうといいかも)さっぱりしたら、またブラッシングの練習開始。慣らすことは楽しみとセットでお願いしますね。

タイトルとURLをコピーしました